Feature - 特集 vol.4
ちょっとした工夫で伝わる
デザイン発注へ
成果を出す!
デザイン発注の
キホン
「デザインを依頼したのに、仕上がりが思っていたものと違った…」そんな経験はありませんか?
広報・PRの業務では、チラシ、ポスター、Webなど多様なデザインを依頼する機会があります。
しかし、抽象的な言葉だけでやり取りすると、デザイナーとの認識がずれやすく、
修正も増えて時間やコストが余計にかかってしまいます。
ここでは、制作の流れに沿って整理した伝え方の3つのステップをご紹介します。
少し工夫するだけで、やり取りはぐっとスムーズに、成果につながる仕上がりに近づけます。
事前準備
〜依頼前に整理すべきこと〜
制作をスムーズに進めるための第一歩は、依頼内容をどれだけ具体的に整理できるか、にあります。
たとえば「イベント用チラシを作りたい」だけでは判断材料が不足し、完成物が期待とずれるリスクが高まります。
そこで有効なのが、目的・ターゲット・メッセージ・必須要素(ロゴや期限、入稿条件など)を1枚にまとめた「デザインブリーフ」を用意することです。
簡潔に整理されたブリーフは、制作の方向性を一目で共有できるだけでなく、関係者間の認識を早い段階でそろえる役割も果たします。
依頼前にここまで準備しておくことで、後戻りを大幅に減らし、制作全体のスピードと精度を高められます。
デザイナーとの
打ち合わせ
〜制作前〜
打ち合わせで大切なのは、抽象的な感想ではなく「具体的なイメージ」で方向性を共有することです。
「もっとスタイリッシュに」と伝えても、人によって想像する“スタイリッシュ”は異なります。
そこで効果的なのが、NGOKの参考事例を並べて見せる方法です。
-
NG
このデザインのように
文字や素材が多くて
読みにくいのは避けたい
-
OK
このイメージ図のように
シンプルに、
余白を大きく取りたい
-
要素ごとに分解して伝えるさらに配色・フォント・写真の雰囲気に分けて伝えると精度が上がります。
たとえば「信頼感を出したい」なら「紺色ベース・明朝体・落ち着いたシンプルなデザイン」などと具体化することで、方向性が明確になります。 -
参考事例がもたらす効果と選び方参考事例は、依頼側と制作側が早い段階で方向性をそろえるための有効なツールです。
言葉だけで説明するよりも、具体的なビジュアルを提示する方が格段にイメージの共有がしやすくなります。
弊社でも事例共有の際には、デザイン事例サイトを積極的に活用しています。
実際にデザイナーへ「どのように参考事例を探しているのか」を聞いてみたところ、選び方や活用方法にも工夫がありました。
-
〔Pinterest〕をよく見ますが、身の回りにある印刷物や雑誌、デザイン参考書籍も参考にしています。
ピンタレスト Pinterest チラシやポスターなど、幅広いビジュアルアイデアを探せる。 -
私はweb専門の参考サイトを閲覧しています。
ムー MUUUUUU 日本のWebサイト事例を豊富に紹介。 パーツ Parts. パーツ別にデザインを探せるギャラリーサイト。 -
私は海外のデザインを参考にしたい時に〔Dribble〕という参考サイトを見ることもあります。
ドリブル Dribbble UI/UXやグラフィックデザイン中心。
完成度の高いビジュアルが多い。
ぜひ探してみてください!
ネットで検索すると他にも
さまざまなサイトが見つかります
初校の修正依頼・
校了前チェック
修正依頼は、完成度を左右する重要な段階です。
「なんか違う」「もう少しかっこよく」といった感覚的なコメントでは、デザイナーが判断しづらく、余計なやり取りが増えてしまいます。
効果的なのは、目的→観点→提案の順で伝えること。
-
目的
申込を増やしたいので、
〈問い合わせ先〉を
もっと目立たせたい - 観点 現状、写真の印象が強く、肝心な情報が埋もれている
-
提案
電話番号や申込URLを大きめに配置し、
ブランドカラーで強調してほしい
さらに、修正内容を箇条書きにして優先度をつければ、限られた時間でも精度を高めることができます!
-
校了前チェックのポイント誤字脱字や表記のゆれといった基本確認に加えて、次のような視点も持てると、仕上がりの質がぐっと上がります。
- ●情報の優先順位:
読んでほしいポイントが、視線の流れに沿ってちゃんと届く配置になっているか - ●ブランドトーンとの整合性:
フォントや色づかいが、これまでの広報物と違和感なくそろっているか - ●ほかの用途も意識:
SNS投稿やWeb用バナーなど、別の媒体に転用しやすいデザインかどうか - ●校了データの最終確認:
画像解像度、カラーモード(CMYK or RGB)が目的に合っているか - ●権利や表記:
写真やイラストの使用許可、クレジット表記などがきちんと整理されているか
最終チェックを“間違い探し”だけで終わらせず、「全体の完成度」や「次の展開」まで目を向けることで、完成度が一段と引き上げられます。
事前準備・打ち合わせ・修正段階、それぞれで「どう伝えるか」を意識するだけで、デザイン制作はぐっと効率的になり、仕上がりも理想に近づきます。
依頼側と制作側は同じゴールを目指すチーム。小さな工夫で認識のずれを減らせば、やりとりは快適になり、成果にも直結します。
次回の依頼時に、この3つのステップをぜひ思い出してみてください。
紙×デジタル×イベントの融合で、
あなたのビジネスに
を。
私たち、ジャパンマテリアルは、
時代のニーズに応じた柔軟な
ソリューションを
提供するクリエイティブ企業です。
東京都千代田区を拠点に、高品質なサービスで課題を解決します。
グラフィックデザイン・Web制作からマーケティングまで、紙・デジタル・イベントを組み合わせブランド力を向上。
豊富な取引実績を活かし、適正価格でソリューションを提供。経験豊富なスタッフが最適なメディアミックスを提案し、独創的なアイデアと迅速な対応で信頼を構築。業種・地域を問わず、成長を支える誠実なパートナーとして歩みます。
Our Works
Graphic Design
企業の想いを形に。
創業から50年以上、ジャパンマテリアルは企業のブランド価値を高めるデザインを提供してきました。
ポスターやチラシ、パンフレットや冊子、デジタルサイネージや動画サムネイル、展示会ブースや屋外看板など、多様なニーズに対応。国内の大手企業とも長年お取引をさせていただき、高い評価をいただいています。
納期が短い案件にも柔軟に対応し、紙媒体・デジタル媒体問わず、すべてのプロジェクトは「デザインすること」から始まります。
貴社の想いを形にするため、お気軽にご相談ください。
- ポスター/カタログの企画デザイン制作
- 会社案内パンフレットの企画デザイン制作
- 書籍/雑誌の企画構成
- 装丁デザイン
- 広告デザイン企画
- PDF/PPT等のデジタル文章作成
- 各種マニュアルの企画作成
- MAP/構造イラスト等の制作
- 書籍/社内報等のDTP業務
- 取材/執筆/コピーライティング
- 編集/校閲業務
- Web出版企画運営
Web
Web制作。
Web黎明期から現在に至るまで、時代の変化に合わせて多様なニーズに応えてきました。
お客様のご要望を実現するため、納得いただけるまでじっくり向き合い、大切な資産となるWebサイトを構築します。
新規制作はもちろん、リニューアルやキャンペーンLPもお任せください。
30年以上の実績に裏打ちされた確かな技術で、満足いただけるWebサイトをご提供します。
また、PDFやExcelベースのコンテンツのWeb化にも対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。
- コーポレートサイト新規制作/リニューアル
- 採用サイトの制作/運営
- 各種LP制作
- フロントエンド開発
- バックエンド開発
- CMS導入
- ExcelデータのWeb化
- PDFのWeb化
- コンテンツマーケティング
- SEO対策
Total Marketing
効果的なPR戦略。
貴社や貴社の製品、サービスの魅力を最大限に引き出すための「仕組みづくり」をご提案いたします。長年にわたり培ったデザイン制作およびWeb制作の実績を活かし、高い品質を維持した企画をご提供。多様化するニーズに対応するため、最新のトレンドを的確に捉え、柔軟な発想をもとに企画へと反映。「痒い所に手が届く」サービスを心がけ、細やかかつ迅速な対応で貴社の課題解決を支援いたします。
ご相談は随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
- 販促ツール制作
(チラシ・ポスター・ノベルティなど) - 店頭ディスプレイ/POP企画
- キャンペーン企画運営
- 体験イベント/試飲会/抽選会の企画運営
- 展示会/セミナーの運営
- イルミネーションのデザイン/設置
- Web広告運用
- 動画制作
- タグライン/ブランド設計
- タグライン/ブランドメッセージ作成
- 教育機関向け入学募集プロモーション
- 学校広報ツール制作
(パンフレット・ARフォトフレームなど) - ブランドイメージ構築
- 説明会/オープンキャンパス企画運営
- 教育フェア/展示会出展支援
昭和50年から走り続けて、これからも力強く前へ。
前へ。
HISTORY
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港区高輪にて流通関係印刷物及びテクニカルイラストレーションの制作会社として設立
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文京区駒込に分室開設
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駒込分室に商品撮影スタジオを設置
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本社を中央区八丁堀に移転
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本社を拡張し、駒込分室を統合
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全タイピング設備をワードプロセッサーに変更
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CADによるイラスト/設計を開始
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写植全設備を廃止
Apple MacintoshによるグラフィックデザインのDTP化を実行 -
Web制作業務を本格的に開始
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Web制作業務専用オフィスを市ヶ谷に開設
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Web制作業務を強化・拡張するため市ヶ谷オフィスを九段南に移転
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資本金を2,000万円に増資
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市ヶ谷オフィスを飯田橋へ移転
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資本金を3,600万円に増資
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本社グラフィック部門と飯田橋オフィスWeb制作部門を統合し、御茶ノ水にて制作本部を開設
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情報セキュリティマネジメントシステム【ISMS】認証取得
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本社を御茶ノ水へ移設
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バックアップオフィスとして池袋分室を改築
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資本金を4,100万円に増資
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本社を九段下に移転
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40周年を迎える
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会社組織改編 部門名称変更
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50周年を迎える
ACCESS
株式会社 ジャパンマテリアル
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飯田橋駅ご利用の場合
JR中央線 飯田橋駅 東口より徒歩11分
地下鉄 有楽町線、南北線、大江戸線 飯田橋駅 A4出口より徒歩10分
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九段下駅ご利用の場合
地下鉄 東西線 九段下駅 7番出口より徒歩4分
地下鉄 半蔵門線、都営新宿線 九段下駅 3番出口より徒歩6分
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